「四角形部屋作成」を押して部屋選択から「和室」を選びます。(デフォルト設定では、部屋作成を選ぶと自動的にグリッド吸着ONになります)
(グリッド吸着がON)
(グリッド吸着がOFF)
ピンクの枠数字の数字は一点目クリックしたところからの横方向の距離、縦方向の距離、帖数という順番ででています。上の例のように(2730,2730
:4.5帖)として2点目をクリックすると縁がでてきます。
帖数指定・・
畳は3,4.5,6,8,10帖で縁が出るので、帖数指定すれば簡単です。
「部屋選択」の下部をご覧ください。
(画面はPRO3、数値固定ができます)
「帖固定」にチェックを入れて、帖数を選べば、2点目は自動的に位置が指定されます。クリックで確定です。
(2730,2730)という数字にならない場合・・
多くは、グリッド吸着の間隔が4分割以上になっていて、キッチリした帖数でない場合です。
画面左のグリッド吸着の横の分割数をご覧ください。
これを1分割にして作図して、縁が出るかお試しください。
縁が出たらこれでOKですので、1分割で和室を作成して、他の部分はお好みの分割で作図してください。
1分割にしても縁がでない場合・・
グリッドの間隔の設定が違っているか、モジュールが違っています。
まずモジュールを確かめます。「ツール」「グリッド間隔の設定」で下のほうを見ます。
デフォルト(初期設定)では「尺モジュール」になっています。これは壁芯寸法で910mmX1820mmで1帖という基準です。「メーターモジュール」は1000mmX2000mm、その他では半間(3尺)を何mmにするか任意に設定できます。特にわからない、こだわらない場合はデフォルトの「尺モジュール」にしておきます。OKで「グリッド間隔の設定」を終了します。
次にパターンの間隔を確認します。「尺モジュール」であれば455mmもしくは910mm間隔でないと縁がでません。
間取りっどPRO3では「グリッドパターン」にチェックが入っているか確認します。
パターン1(グリッド1)だけ薄くなって有効にチェックが入っているか確認してください。パターン2(グリッド2)以降のチェックが入っていたらチェックをはずします。横、縦間隔を455mm(もしくは910mm)にあわせます。
これで和室の部屋作成をした時に(2730,2730 :4.5帖)となります。なっているにも関わらずまだ縁がでない場合、「ツール」「設定」の「動作設定」で「和室作成時に畳の縁を付ける」にチェックが入っているかお確かめください。
3、4.5、6、8、10帖以外でも縁をつける方法・・
「和室」の縁は3、4.5、6、8、10帖でしか自動的につきません。例えば4.5帖でも正方形の部屋に限ります。6帖も縦横4:3(3:4)の大きさでないと縁がでません。
(上記のような部屋だと縁がつきません)
では、7.5帖などの部屋を作成する場合など縁はどのようにつけたらいいかということですが、部屋を組み合わせて、足りない縁を「直線」ツールで補うといいです。では例として7.5帖を作成してみます。
まず7.5帖をいきなり作らず、6帖の部屋と隣接して1.5帖の部屋を作成します。
(1.5帖の部屋は「部屋名」を出力するのチェックをはずして作成すると後から部屋名を消さなくてすみます)
「ツール」「壁の部分削除」を選び、下記要領で壁を消します。
「作図」「直線」を選びます。グリッドに従って縁を追加します。
このように壁が黒い間取りですと、グリッド吸着を利用して直線で縁を書けばラクです。
「和室」以外の部屋でも縁が出せます・・
「四角形部屋作成」で「和室」を選ぶと縁がでますが、「客室」や「Japanese Room」などの名前にしても縁を自動で出すことができます(和室を描いた後に、右クリックから「選択文字の修正」をして文字を変えるのが最もラクです。ここでは毎回変えずに「和室」以外の部屋名で出る方法です)。
「ツール」「設定」の「部屋情報の編集」を開きます。
「部屋名」に「客室」などを入れ、中の色を決めます。「模様を付ける」にチェックを入れて「畳」を選びます。ここで「畳」にすると「和室」と同様に3、4.5、6、8、10帖で縁が出ます。「部屋追加」か「部屋挿入」を押してOKで終了します。部屋作成時に「部屋選択」でこの部屋が選べます。