文字が実際に印刷する部分を点線で表示

文字の表示は、ズームで拡大すれば実際に印刷する大きさに近づきますが、画面が全体表示の時のように荒い解像度で表示すると、文字のフォントサイズはポイントに応じてパソコン内に用意されているものしかありませんので、実際に印刷される文字サイズに近いフォントサイズのものが表示されるのですが、誤差があり正しい大きさで表示されないことがありました。


(画面上で収まっていても実際に印刷するとはみ出てしまうこともある)

(ズームで拡大すると実際に印刷される文字の状態に近づきますので、枠からはみでているのが確認できます)


作業画面上で印刷する時の文字大きさを点線で表示する機能をつけました。
「ツール」「設定」「動作設定」で「文字が実際に印刷する部分を画面上点線で表示する」にチェックを入れます。



実際に印刷される範囲を点線で表示します。(上記例でいくと全体表示画面で枠に収まっておりますが、点線は枠からはみでているので、点線が枠に収まるように文字サイズを小さくする必要があります。

これにより、ズームで確認しなくとも、レイアウトで作成した枠に点線が収まるように作図すれば印刷の時に文字が枠からはみでませんので、枠に収める必要がある場合に作図しやすくなります。


注意:
・プロポーショナルフォント(MSPゴシックなどPのつくフォント)は、文字が個々により幅が異なるために印刷する大きさが計算できませんので点線を表示しません。プロポーショナルフォント使用時はズームで拡大してレイアウトしてください。

・斜文字は点線より少しはみ出る場合があります。